NATURAL TABLE T-CHI2 　―私のダイアリーへ―

おはようございます!!

仕入先のスーパーのレジで並んでいる時に、わたくしの後ろに小さな女の子二人組（お揃いのお洋服だったのでおそらく姉妹、２歳と４歳くらい）が並んできまして、お姉ちゃんの方に突然「おでーんっっ!!」と言われて思考回路がストップしてしまった　ボス　です。

すると妹の方もわたくしを見上げて「おっでぇぇぇーんっ!!」と言います。

続けてお姉ちゃんもわたくしにさらに一歩近づいて「おっででぇぇーんんっっっっ!!!」と言い放ちます。

小さな子供に接するのがあまり得意ではないわたくしは、その二人の女の子を優しい眼差しで見つめるしかありませんでした。

レジで小さな可愛い女の子二人が、見た目悪そうな男性に「おでんおでん」言っているのですが、その男性はその女の子たちを見下すようにただ見ているだけの光景はただただ異様です。

このおでん姉妹はしばらく「おでんおでん」の大合唱を続けていたのですが、（この間わたくしは一言も発しておりません）ついにお母さんが登場し、頭をひっぱたかれておりました。

この時、このお母さんも「おっでーん!!」って言ったら面白かったのにな・・・と思いながら、鼻で笑ってお買い物をすませました。

さて、２月１４日はわたくしが一年でももっとも大好きな日であります。

なんてたって無償でチョコレートをもらえる日ですからね!!

この日のためにわたくしは年末頃からまわりの女の子たちに必要以上に優しく接してまいりました。

おそらく来週末にはチョコレートの山に埋もれていることでしょう。

チョコレート大好きっ!!

チョコレートと言えば、わたくしこの時期にいつも思い出す大好きな絵がございます。





コレ、チョコレート好きなら知らない人はいない「ゴダイヴァ婦人」の絵ですね。

わたくしこの絵に小学校４年生の頃に出逢い、あまりの衝撃とこの絵のエピソードに感動して、自分でも描いてみたのですが、ただの変態エロ画像になってしまい、恥ずかしさのあまり処分した苦い思い出がございます。

親に見つからなくて良かったです。

自分の子供が、馬にまたがった裸の女性の絵なんか書いていたら、「育てかたをどこで間違ってしまったのか・・・」と一生悩んでしまいますからね。

―レディ・ゴディヴァのエピソード―

領主である彼女の旦那さまは、重税で民衆を苦しめておりました。

心優しいレディ・ゴディバは、貧しい領民にさらに重税を課すことがどんなに苦しいことか、伯爵に税を引き下げるよう願い出ました。

伯爵は断りましたが、彼女は何度も訴えます。

ついに議論に疲れた伯爵は、彼女に告げます。

「もしおまえが一糸まとわぬ姿で馬に乗り、コベントリーの町中を廻れたなら、その時は税を引き下げて建設計画を取り止めよう。」

翌朝、彼女は一糸まとわぬ姿で馬にまたがり町を廻りました。

しかし、領民たちはゴダイヴァ婦人を敬愛していましたので、そんな彼女の姿を見ないように、その日は家から外に出ず、窓を閉め切って敬意を表しました。

そして伯爵は約束を守り、ついに税は引き下げられたのです。

どうです？素晴らしいエピソードですね。

しかしいつの時代もいるもんです。

こっそり覗き見しようとするヤツが。

この日、ゴダイヴァ婦人の裸姿を覗き見しようとしたトムという男に天罰が下って失明したという言い伝えがあります。

英語で、「Peeping Tom」は、「のぞき魔」の意味になっているのは、このエピソードから来ているのですね。

そしてなぜチョコレートとゴダイヴァ婦人なのか。

チョコレートで有名なゴディバの創始者ジョセフ・ドラップスと妻ガブリエルは、レディ･ゴディバの勇気と深い愛に感銘し、1926年ベルギーに誕生した自らのブランドに｢ゴディバ｣の名を冠したのです。

以来、ゴディバはその愛の精神をチョコレートに込め続けているのです。

「味わう人すべてを幸せで満たす芳醇な味わいは、人を思いやる深い愛を伝えます。

ゴディバのチョコレートを味わうひととき…それは愛に満ちた時間なのです。」※ゴディバ社から引用




大切な人にチョコレートを選んでいる時、ぜひこのゴダイヴァ婦人のエピソードを思い出してくださいね。

きっと想いが伝わると思います。

ただし、てぃーち２のみんなにチョコレートを担いで来るとき、けっして裸で馬にでまたがって来ないようにしてくださいね

捕まってしまいますよ

それではまた!!